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思い込んだら

思いがけない人を目にしたときに「目をこする」という演技がある。
ドラマの中でだ。

昨日鹿児島南埠頭12時発の高速船に乗って、
いつものように後ろの席に座って、パソコンをちょっといじって、
顔をあげると、斜め前に友人が座っている。
友人とは僕のブログによく登場する農業のお師匠さんの友人。
今、この時期はきゅうりの収穫中なので、
僕らはお互いが今どこにいるのかは、常に確認し合っている。
僕は週1回は必ず鹿児島市に行かないとならないし、
彼は彼で鹿児島市に行く用事が頻繁に出てくる。
そこで、きちんと打ち合わせしとかないと、収穫したきゅうりが無駄になるから。

で、12時発の高速船に彼がいるのだ。
しかも鹿児島発に乗っている。
そんなわけはない、のだ。

目をこすった^^

先週、僕の近所に住むおっさん、・・・ウソウソ、お兄さん^^
そのお兄さんが高速船に乗っている。
と、思って頭を下げたら、
人違い、
そっくりさんで、向こうはきょとんとしていたhappy02
それもあり、そっくりさんか?

目をこすった^^

違う。

どうみても友人だ。

なるほどなぁ、目をこするってことあるんだなぁ、と。
僕にとっては初めての出来事だった。
友人は日帰りで鹿児島往復、鹿児島滞在3時間とのこと。
こういうことができるのも高速船のおかげ。

思い込み、というのは値が深く、思い込んでしまうと、
それしかないような、そんな感覚になってしまう。
ちょっと目を右にずらしたらり、
上にずらせばまた違う世界が見えたりするのに、
なぜか、思い込んだら試練の道を♪となってしまうこともあったり。

今日、Iターンの種子島の住人と話しながら面白いなぁと思ったことがある。

僕らの町内はいくつかの校区に分かれ、
その校区がさらに「部落」に分かれる。
都会で言うと、「○丁目」という分け方だ。
当然、そこには町内会のようなものがあり、
さらにその町内会独特の行事、またしきたりのようなものもある。
僕はまだ週の半分しか種子島にいないので、
どういう行事があってどういうしきたりがあるのか?
自分の地区でさえあいまいな状態だ。

サーフィンをやるために移住してきた人たちが
種子島には相当数いるのだけれど、
彼らサーファー間ではすべての地区の情報がいきわたっているらしく、
彼らには彼らのネットワークがあって、
その情報によって自分に合う地区に住むようにしている、という。

田舎暮らしは近所づきあいが大変だから、と言う人も少なからずいる。
そういう人たちにとってはそういう情報はとてもありがたいんだろうなぁ。
地元の住民の立場からすると、
伝統を後世に伝えていかなければならないから、
譲れない行事、しきたりがあって当然だと思うけれど、
時代の変化とともにひとりよがりになってしまったものもあるかもしれない。
そういうものは中にいると気付かない。
だから、サーファー間のそういう情報は島民にとっても参考になるような気がするのだけれど、どうなんだろうな?

種子島という土地柄は、保守的のように見えるけれど、
現実的には柔軟な思考を持つ人が多く、一気に「チェェインジ」が、
できる島民性を持つ。
だから鉄砲を作った鍛冶職人の金兵衛さんも受け入れた。
矢板金兵衛さんは、美濃(岐阜県)の出身。

思い込み、というものは誰もが持っているもので、
それがいいときもあるし、他人にいやな気分を味わわせることもある。
そういうもろもろを気づかせてくれるのは、周囲の人だから、
いろんな声を聞くことは大切なんだろうなぁ、と、
自省した今日でした。



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